
閉店後、御堂会館で映画『悪人』の試写会に行きました
原作者、吉田修一が脚本も手がけ、『フラガール』の李相日監督
主演は妻夫木聡、深津絵里、しかも
樹木希林、柄本明たち名脇役陣も。
殺人事件に始まる人生の歯車の狂いが
残酷に周囲を巻き込んで
重く、暗く、出口のない世界へと進みます
普段暗い映画は観に行かないのですが
この映画には見入ってしまう力がありました

『あんた、大切な人はおるね?
その人の幸せな様子を思うだけで
じぶんまでうれしくなってくるような人は。
今の世の中、大切な人がおらん人間が多すぎる。
自分には失うものがないち思い込んで
それで強くなった気になっとう。
だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって
失ったり、欲しがったりする人間を
馬鹿にした目で眺めとう。。。』
深い葛藤を淡々と柄本明が語ります
この映画の柄本明!
もうすばらしいの一言に尽きます!
志村けんと芸者もやれるが(あはー)
ああ日本映画界にこの人ありというほどの演技でした!
性善説、性悪説、どちらをとるのか
悪人はいったい誰なのでしょう
誰もがなりうる
それを止めるのは愛情か自制心かそれとも?
この映画は見終わってからも後を引きます
いろんな人の人生を思ってしまいます
暗い映画に強い方はぜひ
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女優賞とりましたね~
あんさんもお勧めなら
観にいきたいなあ。。
タイトル忘れましたが、ドラマで恋人同士を演じてたのを、
思い出します~^^
予告しか見ていませんが、『大切な人』っていうのは、
伝わってきました。
お互いに失えない相手っていうのが。。。
求め合うっていうこと、を極限の状態で表現してる映画
なのかなあ。。。と見ていました。
カナダでの、深津さん、賞決まる前から綺麗でした~^^
ご無沙汰しておりまする。
『悪人』読了したとこでございました。
『あんた、大切な人はおるね?』ここでグッときたのす。
読了した日に会った友達に「読みなはれ!」と上下巻を手渡しました。
深っちゃん(ミジンも知りませんが)賞もらって嬉しそう
でもTVでみた深っちゃんは目化粧が濃いーーーーっ
いつもの雰囲気が好きだな! 映画も見に行こう
もう観てきたのですかい?
賞をとるような映画なので、きっと
いい内容なんでしょうね~☆
7月の「インセプション」のブログを見てました。
そして観に行ったあともう一度そのブログを読み返すと
あんさんがどんなに映画好きですごい感覚の方かがよ~く判りました!! なので「悪人」も観に行きます!!
HUMさん
異色作でしたよ
妻夫木君には特に
HUMさんご贔屓のマツケン(サンバちゃうよ)が
この主人公役だったらどうだっただろうー?
それともオダギリ・ジョーだったら?
なんてことを考えてしまうくらいです
意外性も含めて、役者冥利に尽きる、という言葉が
出演者全員に当てはまるのは
配役の妙なのでしょうね!
roseさん
役者さんって凄いなあー
TVでも共演してはったのですか?
深津さんはコミカルな役も(あ、『踊る~』、にもね)
妻夫木くんは爽やかな二枚目役
そんな二人が何たることをサンタルチア
眼ちから満載VS金髪兄ちゃんで
芯のとこ純粋で。。
初めて生きる、刹那に生きる、愛する
こんなテーマがあるから
重い映画も見入ってしまえるのでしょう
また語りましょうね!
たかぶーさん
さっそく「悪人」読みたくて
本屋さんへ行ったら何と上巻だけ売り切れで
『次入荷いつになるか。。』って。
博多弁?佐賀弁?(詳しい違いはわかりませんが)
あの九州の言葉ええわぁ~!
もう情のこもっとうこと、このうえなかとよー
博多ん言葉しゃべりたか聞きたかー
本読まれたらよけいそうおもうっちゃろねー
そいと、烏賊の刺身の新かー!(ネタばれか?!)
烏賊の目玉からの回想っちゅうんも
初めてみたとねー!
obaさん
試写会は当たったときだけしか。。やねんなー
でも、封切りより早く見られるからー♪
たまに、ではありますが、
出演者さんの舞台挨拶つき、って回もあるので
たかが試写なれど、とても楽しみでーす♪
葉書一枚で運試しもできちゃうしねー^^)
グリーンハウスの住人さん
お人によって好き嫌いもありましょうが
映画は心のお風呂みたいな気がします^^)
評論家ではないし
そんなむちかちーこたあわかりませんが。。
きっとグリーンハウスさんも映画好きなのですね!
いい映画にであうと興奮して
ついワーワー^^;)
でもまだ見ていない方に
ネタばらしにはならんようにと
ワーワー、でもひそひそ、でもわっきゃ~
『インセプション』もエレガントでしたよね~♪